耐候性鋼材の実橋への適用
1969
耐候性鋼は、Cu、Cr、Ni等の合金元素を含有し、無塗装のまま表面に緻密で密着性の高いさびを形成する鋼材です。溶接性に優れ、機械的特性が劣化しないため半永久的に強度特性が安定します。適切な環境下で優れた防食性能を発揮し、塗装の塗替えが不要となるため、橋梁のライフサイクルコスト(LCC)を大幅に削減できる魅力的な橋梁用素材です。日本鋼管は、1969年に自社福山製鉄所内に架設した第一両国橋の側径間(4径間連続鈑桁橋)にて、業界に先駆けて耐候性鋼材を採用し、沿岸部の厳しい腐食環境下でも高い耐久性を発揮しています。